Kei

青い海の伝説のKeiのネタバレレビュー・内容・結末

青い海の伝説(2016年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

過去作で評価が高いものを観たいと思い、こちらを選択。

少し前に視聴済の、星から来たあなたと同じ脚本家さんの作品

そしてその主演だったチョン・ジヒョンssi

大げさかもしれないけれど
前世が人魚なのではと思うくらい、
この役がぴったりはまっていた。
陸での人間の姿はもちろん、水中の中でも美しくて切なかった。
そして彼女の落ち着いた声が好き。

イ・ミンホssi初めてでしたが、
個人的にはタムリョンの精悍で優しさも兼ね備えているところがとても好きでした。
夢で何度もジュンジェに語りかけたり、肖像画でメッセージを送るエピローグには感涙でした。

若き日のタムリョンやジュンジェをジニョンssiが演じていたのを知らなかったので、出てきた時はびっくり。
彼の演じたタムリョンは純粋で一途な感じが、ジュンジェは負けず嫌いな感じが良かったです。

他にもチョ・ジョンソクssiや
パク・ヘスssiが出てきたのにも最近の活躍を知っている分驚いたけど、2人ともとても重要な役だったし、安定感が凄かったです。

現代の詐欺師チーム。

ジュンジェは頭の回転が抜群に早いし、好きになったら一途だし。

テオは言葉は少ないけどいつも優しい。

ナムドゥにはミスリードというか最後までこの物語の鍵を引っ張る感じや、
真実を知った時は一本取られた感がすごくて笑
義理堅くて面白い人でした。

シムチョンの不思議な魅力に吸い寄せられるという感じと
良い人の周りには良い人しか集まってこないんだな…と
痛感しました。

良い人がいれば悪い人もいる。
悪い人はとことん悪人で、
その人たちに制裁が加わるまでが20話もあるので仕方ないけど
正直かなり長かった。

因果応報も感じたが、
来世では平凡で穏やかに過ごせるといいなと思いました。

この作品は、前世の縁や生まれ変わっても繋がる運命の物語。
はるか昔と現代を行ったり来たりする演出が面白かった。

人魚姫のお話は悲しいお話が一般的ですが、ハッピーエンドのお話もあり、
子どもの頃のジュンジェがお母さんにハッピーエンドのお話を好んで何度もしてもらっていたというエピソードも良かったし、

ラストシーンも希望に満ちたものだったので、最後まで見てきて良かったと思える作品でした。
Kei

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