「いちばんすきな花」は「一つ」じゃ無くてもいいんだ、って事。
いくつあってもいい。なるほどねー。金子みすゞの『みんな違ってみんないい』的なドラマだった。
頭の中にあるけど、上手に言葉として出せない想いを、上手〜く表現して演者に代弁させるなぁ、と今期、見て良かったドラマ。
登場人物達の名前がそこそこ変わっているので戸惑いもあったが、回を追う毎に惹きつけられた。椿の婚約者、純恋や紅葉のバイト先の後輩みたいな無神経で自分の尺度（自己満）でしか考えられない奴も出てくるが、総じて四人の空気感は良かった◎ 美鳥が四人の全てと繋がっていたのが、ちょっと意図的、わざとらしさがあったけど、彼女の存在が四人には必要な救いで、美鳥も救われてた繋がりにホロっ😢 とした。誤解されやすい人生だったり、生きづらさを感じ、自分が悪いと思ってしまう思考の方向性とか、四人の持ってる何処かの部分に自分に当てはまる箇所を見つけた時、余計五人が愛おしくなった。夜々が居酒屋で紅葉のバイト先後輩に「バーカ、バーカ」と切れたシーンは無茶苦茶、応援したくなった。擦り傷だってつけられたら痛いんだ😠
四人が知り合って、夜々と紅葉が一番変化したのを見れたのも嬉しかった。
No.588
