自閉スペクトラム症の料理人・ありすのお店にはメニューが無くて、お客様の体調等の様子から化学知識を使って料理を振る舞う。そんなありすに関わる人たちが「知ろう」「分かろう」としてくれる、その想いが優しいなあって、良いなあって、最初は観ていたんですが…え、これ、こんな急にサスペンスみたいになるの?ってびっくり。
ありすが料理を通して技術面じゃなく精神面でも良いのだけど成長するのが観たかった気がするんですよね。料理以外の場面で強くなったとは思うんだけど。
ラスボスというか、最終的に行き着く先が救いようのないほど悪行で、まあ清々しいほどではあるんですけど、このドラマで観たかった訳じゃないなあって思っちゃった。
でも、100%信頼出来る、頼もしさしかない前田敦子と、心配性な父・大森南朋がだいすきだったなー。