sora

魅惑の人のsoraのレビュー・感想・評価

魅惑の人(2024年製作のドラマ)
4.0
昔ながらの王道時代劇。

原題は「間者、魅惑された者たち」
間者はシンセギョン演じるモンウ(akaヒス)のことなんだけど、私が魅惑されたのは間違いなくチョ・ジョンソク!
彼が演じたのは架空の王イ・イン。賢くて人間的に優れた魅力的な王です。

シンセギョン演じる両班の娘は、男装して賭け碁師となり、勝ったお金で清から民を買い戻すことを心優しく聡明な女性。

囲碁が縁で出会って親しくなった二人。
ところがイ・インが王位についた事変をきっかけに、その関係は大きく変わってしまう。王の囲碁の相手"棋待令"となったヒス(シンセギョン)の本当の狙いは、イ・インを王座から引きずり下ろすことだったーー

大逆罪、謀反、毒殺、復讐....朝廷のヒゲジイさんたちが絡んだおなじみの政権抗争合戦も繰り広げられ、それを囲碁の陣取り合戦になぞらえたような演出がなかなか面白い。

なんたって役者チョ・ジョンソクがいいです❗️イケメンなのかはイマイチわからないんだけど、一つ一つの表情がとっても魅力的で、演技にすごく惹かれてしまう。
序盤、急にキャラ変したあたりとか理解に苦しむ場面もあったけど、後半ヒスを見つめる目がめちゃ色っぽくてときめいてしまう😍コメディ色まったくない役は珍しいけど、こういうのもいけるんですね〜😆

シンセギョンはとにかく美しかったです。美しすぎて、1mmも男に見えませんけど😅
そもそも男装女子ものがあまり好きじゃないのもあって、官服姿が滑稽に見えてしかたなかった。なのでせっかくのラブシーンも、男どうしなのか男女なのか微妙な気持ちで没入できず😥そこはちょっと残念。

ヤン・ギョンウォンとイ・シニョンの「不時着」コンビは、対立する役どころですごく面白かった。とくにヤン・ギョンウォンは今回はとっても悪賢い役がピッタリはまってました〜😆

「恋人」みたいな波瀾万丈🎢ストーリーでもないので、疲れることなくサクサク観れたし、チョ・ジョンソクの演技だけでも観る価値はあると思いました。
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