ゴーストヤンキーのドラマ情報・感想・評価・動画配信

大きな怪我で陸上選手生命が途絶えた高校3年生、風町トゲル(柏木悠)。 喪失感と疎外感に苛まれ、吸い寄せられるように走行中の車の前へ飛び出し――気がつくと、“幽霊”になっていた！？ 混乱してその場を逃げ出したトゲルが出会ったのは、時代錯誤も甚だしい昭和のヤンキー『わんぱく団』の面々、吾郎（福澤侑）・順平（小坂涼太郎）・チッタ(寺坂頼我)だった。 彼らは、約40年前に死んでから未だに成仏していないというが、それには理由があるようで…。

暴霊族の副総長、バーチ(石川凌雅)が殴り込みにやって来た。 次逆らった時は容赦しないと、わんぱく団に警告するバーチ。 彼は元わんぱく団のメンバーで、わんぱく団の面々が成仏していないのは、仲間だったバーチを置いていけないためでもあった。 そんな中、幽霊たちの自治組織「霊内会」の会長、死長(高橋怜也)がわんぱく団を訪れる。 吾郎(福澤侑)に用事があるようだが、それは死んだ大物ミュージシャンだけが出演を許された、「霊フェス」への出演オファーで…！？

自分たちは不慮の事故で死んだのではなく、殺されたのだというバーチ(石川凌雅)。 一体誰が・・・何のために・・・突然の告白に戸惑いを隠せない一同をよそに、チッタ（寺坂頼我）は何やらマスター(和田聰宏)の様子が怪しいことに気付く。 バーチは暴霊族を抜けてくると言い残し、吾郎(福澤侑)とともに暴霊族のアジトへ。 一方、店の裏へトゲル(柏木悠)とチッタを呼び出した順平（小坂涼太郎）。 その口から語られたのは、純喫茶わんぱくが閉店の危機に追い込まれているという驚きの事実だった。

わんぱく団が死んだのは、自分のせいだと語るマスター(和田聰宏)。 わんぱく団がタイムカプセルを埋めに行こうとした日、彼は不吉な気配を感じていたのだった。 話を聞いた順平(小坂涼太郎)は、自分たちの”死の真相”がタイムカプセルに隠されているのではないかと、掘り起こしに向かう。 残された一行も順平に続こうとするが、突然トゲル(柏木悠)が倒れ込んでしまい・・・。 一方、悪霊連合組織「怨霊会」ボス・林田(高野洸)のもとへ行った吾郎（福澤侑）を助けに向かったバーチ(石川凌雅)は、怨霊会のアジトで、変わり果てた姿の吾郎に出会い―！？

”蘇生の花”のおかげで、トゲル(柏木悠)は無事一命を取り留めたが・・・既にチッタ（寺坂頼我）をはじめ幽霊の姿は見えなくなってしまっていた。 どうしてもわんぱく団を放っておけない様子を見かねたマスター（和田聰宏）によって、トゲルは再び幽体離脱し、【霊界】に戻ることに。 そしていよいよ、林田率いる「怨霊会」VS.「わんぱく団」の【最終決戦】が幕を開ける―！