スピリュアルに傾倒するするひとのなかには、もともと現実主義者で科学的に解明できないものは信じない。ましてや死後の生など胡散臭い——そう考えていたひとが少なくない。本作の主人公はまさにその典型である。

子供のカウンセリングで実績を積んでいた医師が、ある少年を担当することになったことをきっかけに、自分の過去と向き合うことになるドラマシリーズ。序盤の展開には期待させられるものがあるのだが、私にはもうひとつだった。

スリラー要素が強いのにあまりハラハラしないし、なにより主人公の気持ちに同調できないのだ。理由の一つは視聴者に対してミスリードを試みるあまり、過去を小出しにしすぎているからではないか、という気がした。

あと、この作品に限らないのだけれど、実際の死後の世界はおどろおどろしいものではなく愛と光に溢れた美しい世界なので、このように怪奇風に演出されるのは違和感が伴うのだ。

ただ、ひとつ感心したのはノアを演じた子役。霊に取り憑かれたような演技が大半なのに、すごく真に迫っているのだ。調べてみるとジャコビ・ジュペという名で『ピーターパンとウェンディ』に出演。こちらもチェックしたい。

［ドイツ語吹替音声＋日本語字幕］2025/03/10-19　Apple TV+

ビリー・クリスタルさんを凄い久しぶりに見かけた気がする。
声では「モンスターズ・インク」シリーズで最近も聞いたな〜って感じでしたが、姿をお見受けしたのは…「アナライズ・ユー」以来かもしれない。
ビリーさんの見た目って、結構痩せてる印象が強かったが、さすがに年齢もあってか少しふくよかになってて、すぐには分からなかったです。

ドラマの面白さとしては、正直惹き込まれる面白さは無かったです。
ただ、タイトルの意味が8話ぐらいから少しずつ分かってきて、最終回でちゃんと判明するが…
ま〜そうゆう事ももしかしたらあるのかも知れないな〜って感じで終わり、特に何かエモーショナルな部分は得られませんでした。

「パスト・ライブス」のアレが本当になってしまった運命の物語。

終盤にかけて面白くなる