少年A!清水尋也!!
少年B!北村匠海!!!
少年C!村上虹郎!!!!!
東京リベンジャーズの3人だ!この3人だと、清水尋也が少し幼く見える当時15歳と17歳と18歳。『ソロモンの偽証』の後とはいえ、15歳でこの空気を出せるんだからすごい。北村匠海は出番が少なすぎて勿体無い。分かりやすく荒んでる少年A、分かりやすくいじめられっ子な少年Cに挟まれ、北村匠海の役柄は性格が分かりにくく見えた。村上虹郎はこれがテレビドラマ初出演だったそう。初出演でこの役?初々しさはあるものの、起用の理由はわかる、滲むオーラが村上虹郎。それぞれが東京リベンジャーズに育つのが良くわかる作品。
ポスターに3人の写真が載っているし、もっと彼らが中心になると思ったら、思ったよりも少なかったのは残念。
芝居がかって叫ぶばかりの演出が本作の合わなかったポイント。役者さんたちが良くないわけではないのだと思うけど、演出が合わないのかな…人によって凄い気になる。若村麻由美と手塚とおるは流石。サスペンスとして、テーマも深く、考えさせられるのに、感情移入をしなきゃいけない人たちに寄り添えなくて重厚感が消えちゃってるように感じた。
とはいえ、薬丸岳さんの原作も面白いんだろう、5話で駆け抜ける展開は、驚くことばかりであっという間。奥さんが亡くなってしまう冒頭から、ノンストップで怒涛の新事実。被害者と加害者が立場を変えて、まるで万華鏡のように見え方が変わる。この作品はどちらかといえば、少年法で守られる加害者に対し、間違っているを突きつけている立場だと思う。それをどう感じるかは一人一人が考える必要がある。