まず主演2人が素晴らしい。
秘書のキムラ緑子や編集者の田中哲司も。
息子役の高杉真宙や江波杏子も良い。
三浦翔平は少し微妙。
橋部敦子の脚本も素晴らしい。
毒親の連鎖とブーメラン。
軽蔑なんてしない。
可哀想な人だから。
毒作家の連鎖とブーメラン。
あなたが引き摺り込んだのよ!
いや、君自身が選んだんだ。
よく回の終わりころに、波打ち際の水平線が出てくるのが北野武ブルーぽくて良い。
あれはどこの海なんだろうか?
九十九里浜?
海の前の豪邸も売れてる作家ぽくて良い装置。
7話の挿入歌は頂けない。
ダサい歌でこのドラマの美しい緊張感が崩れてしまった。
ネットやマスコミに攻撃されて、過呼吸になるとか、火事での振舞いとか、
段々と2人がおかしくなるとか、関係の変化とかかなりうまく描かれている。
そしてそれは三浦翔平の編集者としての変化にも言える。
名台詞
書くことが苦しいんじゃない
苦しいから書かざるをえないんだ
最後の方の展開がひねりが効いていて良いのだが、ほんの少し冗長で長い。
最後の2話が、1.5話位なら丁度良い。
1話なら短いのが悩ましい。
まあ予想出来た展開だが、良かった。
2人のバーのシーンも良い。
劇伴の小刻みなバイオリンが印象的だった。