熱を出した八神結以（桜田ひより）を看病する林田大介（佐野勇斗）は、近くにあった病院の医師・岩瀬遥（堀部圭亮）に助けを求める。結以に治療を施してもらったその夜、大介は岩瀬に「その生活、ずっとは続けられないよ。君が彼女を大切に思っているのはわかる。人質だから、ではないよね」と問われ、自分の気持ちに素直に「…はい」と答える。その会話を、処置室のベッドの中で結以は聞いていた・・・。 大介が病院でお風呂を借りている間、岩瀬は結以に蜂蜜レモンを振る舞う。結以は岩瀬の人柄に触れ、「迷惑をかけた人にお礼をしたいんですけど、どうしたらいいと思いますか」と、大介のこととは言わずに相談する。岩瀬は「『ありがとう』でいいと思います」と優しく結以にアドバイスをする。 翌朝、大介は処置室のコンロを借りてノリノリで歌いながら料理を作っていた。それは、結以の体調を気にして準備したお粥。自信満々でお粥を振る舞う大介だが、結以が一口食べると、しょっぱい…結以と大介は、お粥の味を調整すべく、一緒に料理を開始する！ そんな時、誰も来ないはずの処置室にまさかの来訪者が！しかもその人物は、大介と過去に“関係”があった人物で・・・！？

離れることを選んだ八神結以（桜田ひより）と林田大介（佐野勇斗）。結以は人手不足で困っているアメリカンダイナーを見つけ、その店で住み込みのアルバイトを始めることになる。お店の定休日にも熱心に勉強する結以は、店主の坪井幹子（猫背椿）から信頼され、店の鍵の場所を教えてもらった。その鍵を手に、ふと結以が思い出したのは、大介と一緒に莉里のマンションに逃げ込んだ“あの夜の出来事”だった・・・。 合鍵を使って莉里のマンションに入った結以と大介。大介が自分の家のように振る舞うのに対し、結以は会ったこともない家主の莉里への申し訳なさから大介の行動を咎める。莉里の帰宅まで時間を持て余す２人。結以は莉里への興味から、大介と莉里の馴れ初めを質問する。話をはぐらかす大介に対し、結以はだんだんとヒートアップ！部屋を暗くし、テーブルライトを机において、大介への質問攻めを開始する！その模様はさながら『恋愛警察による取り調べ』で・・・大介は困惑しながらも、莉里との再会から付き合うに至るまでを話しだす・・・。 結以が初めて知る大介の一面。そしてこれまで、ある理由から恋愛を避けてきた結以にとって、この時間はかけがえのない大切なものになることを、この時の結以はまだ知る由もなかった・・・。