原作はある程度読んでた。
前半はかなり忠実に作られてる。
後半は読んで無いのでわからない。
しかしなんという陳腐で残酷な話だろう。
出てくる人みんなが片想いなのは、ハチクロと同じで切ない。
ハチクロと違うのは両想いなのに、勘違いですれ違う所。
そして同時にまた違う意味の両思いが存在するところ。
演出の小技が中々効いていて良い。
音が時々止まったり、映像が真っ黒になったり。
ケンアライの音楽もドラマに合わせて、派手でわかりやすい。
中田ヤスタカ氏をもっと細かくキラキラさせたような劇伴。
パヒュウムのチョコレートディスコをオマージュしてるのか?
石原さとみはちょっとやり過ぎな感じもあるが、わかりやすく小悪魔演じてる。
松本潤は原作とは少し違うが、まあ許せる範囲内。
ただ独白の演技はかなり上手かった。
オリビエはせめてハーフに演じて欲しかった…
水原希子は思ったよりは悪く無かった。
靴を飛ばすシーンや、
お風呂で誘うシーン、
妹の元彼んちでオリビエが元彼を責める所とか、
色々見所はあった。