シーズン10の最初は前回シーズンから長く長く続いていたファントム8絡みの話の最終決着でした。ただ、このシーズン（完全降板は次回シーズンの2話）でジヴァ役のコート・デ・パブロが降板ということもあり、とにかく詰め込みまくったシーズンでした。
シーズン10後半はジヴァとヴァンス局長の話がメインで、心の傷が深くて仕事を休んでいたヴァンス局長の代わりに「アリーMyLove」のフィッシュ役で有名なグレッグ・ジャーマンが！捜査官との心の距離感が近い良い副局長役でしたが、ヴァンス局長復帰で去ってしまいました…悲しい（笑）
何度かマグギーの会話にだけ登場していたマグギーの父親が海軍の大物としてようやく登場！しかも「LAW&ORDER：クリミナルインテント」で警部役を演じたジェイミー・シェリダンが父親役でした！豪華だな〜。
個人的に面白かった回は、グアンタナモ刑務所に送った設定でサイバーテロリストを追い込んで自白させた回と、警察との合同捜査でアビーの元ルームメイト・ラムジーと合同科学捜査。ちなみに、サイバーテロリストを演じたのは「CHUCK」でバイモアのオタク軍団の一人を演じたヴィク・サヘイ。第18話で亡くなった軍曹役を演じたのは、「BONES」でブレナンのお気に入りの助手ウェンデル役を演じたマイケル・グラント・テリーでした。
ケイトも好きだったけど、ケイトよりも重いバックグラウンドがあったジヴァが好きで、ジヴァの登場によりNCISは格段に面白くなったと思います。チームの紅一点で、かつ美人。さらには何ヶ国語も話せて、素手を使っても武器を使っても戦闘能力はチームでNo.1でした。トニーの下ネタや冗談にも動じずに切り返していたし（それはケイトも同じですが）、トニーやジヴァに比べると現場対応年数が短いため新人扱いされているマグギーにも親切、実の父親との関係が冷え切っていたためギブスを父親のように慕っていました。シーズン13でジヴァは死んだことになりますが、その後シーズン16で生きていたことになり、シーズン17からはサブキャラクターとして再び復活しているので、しばしジヴァとはお別れになりますが、コートが演じたジヴァ役は最高でした。
これまでNCISにはブルネットの美女ケイト、エキゾチック美女ジヴァが登場し、ジヴァの後釜として金髪美女エリーの登場がとても楽しみです。
