バンド・オブ・ブラザースの6の情報・感想・評価

エピソード06
衛生兵
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コメント4件
リン

リン

そりゃ毎日負傷兵見てたら、鬱っぽくなるのも分かるわ
瀬口航平

瀬口航平

このコメントはネタバレを含みます

衛生兵にこんなに焦点当てるなんて。 めちゃめちゃ良かった。 彼はすごく優秀だと思うし、祖母の影響もあって、誰かを助けたいという気持ちも強く持ってる。そんな彼ですら、心を折れさせるとは。 はっきりとしたきっかけは看護婦さんとのやり取りだろう。同じ志、気持ちを共有できて、看護婦として尊敬している彼女のような人ですら、(こんな状況でなければロマンスが生まれてもいい)けが人を治療したくない、神はこんな辛い役割与えない、みたいな、自らの存在のちっぽけさ、神への信仰のゆらぎを感じてる。彼女にはそうあってほしくなかったんだと思う。自分の信念が揺らぐから。彼自身も信仰があったみたいだし、かなりここから、自分のしていることへの葛藤が始まる。最後、スカーフをちぎるところ、とても良い。彼女の存在を吹っ切って、再び衛生兵として彼はやっていくのだろうということがこれだけで伝わる。どうせ戦争は続くのだから、その間自分にできることをしっかりやるしかないのだ。ほんと、一生懸命生きてる、もうほんとそれが伝わる。
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平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

毎回毎回あっという間に終わるんだよね、このドラマ。今回もユージーンって衛生兵が主人公で、彼を通して衛生兵の日常に迫ってく。衛生兵って戦争映画で何度か見かけているんだけど、ここまでフォーカス当てたのってあまり見たことないですね。 駆けつけても対処をしても終わりの見えない負傷兵に、少しの間心を通えた看護婦さんとのやり取りに、重なる疲弊と朦朧としていく中で起こった悲劇。それでも衛生兵として戻ることにしたラスト。スカーフ(?)を使った場面にとても深みを感じました。 二回ほど登場してくるチョコレートの役割だとか、ツールが心を緩和させる機能をしていたのも好きです。 ユージーンを演じた人、スゴくスゴく良かったし。
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キクチ

キクチ

衛生兵のユージーンが主人公。 良いドラマ。