「お父さんは不幸なあなたが好きなのよ」
どうしてこんなにカスどもしか出ないのに笑って見てられるのか。
シーズン1同様、車や飛行機やヘリや船が飛び交い、政治的なパーティーと役員会議兼家族会議ばかりが手を変え品を変え登場してくるが、それらがすべてドライブした挙げ句、「こいつええやつかも」「やっぱカスやわ」の繰り返し。素晴らしい。「私はもういっさい関わりたくない」
笑えるのはすべて緻密に描かれたキャラクターのおかげなのだか、遊園地の新人研修で有益な改善案を出したり、トルコで生死の狭間に立たされた資金集め交渉にうんざりしつつも、そのフィードバックをしっかり伝えるローマンには、カスではあるが、カスと断定するには惜しい愛らしさと喋り方がある。
腑抜けのケンダルも最後は決めたな。親父もちょっと嬉しそうやったぞ。ちょっとな。そんなことすぐ忘れそうやけど