マッツ・ミケルセンの出演作を追いかけて鑑賞。
シーズン1でレクター博士に陥れられたウィルが、真相を追いつつ博士との戦いを開始。
ウィルは名誉を回復出来るのか、ハンニバル・レクターを捕まえられるのか…… の、シーズン2。
ウィルに友情を感じていそうだったのに利用するの？
それともそれもウィルに近づくための作戦の一部？
と、相変わらずレクター博士の真意が見えそうで見えない…… が、シーズン2では最初からウィルへの興味と執着に関しては隠す気はなさそうで笑ってしまった。
レクター博士、結構な頻度でピンチに晒されているけれど、何だかんだで助かるのは運の良さもあるのか。
マッツのスーツの着こなしは相変わらずのエレガントさ。
レクター博士の「FBIに協力する精神科医」以外の側面も描かれて、恐ろしいのに興味が湧いてしまう。
ウィルとレクター博士の距離感、おそらくシーズン2更新の段階で「シーズン3まで製作すること」を想定していたと思うんだけれど。
シーズン2のちょうど真ん中あたり（3シーズンのちょうど折り返し地点）のエピソードで2人の関係性が対等になったから、そのあたりの構成が巧いと思った。
不安定さを抜け出したウィルが言う決め台詞の「This is my design」めちゃくちゃカッコいい。
ウィルとハンニバルの心理と関係性がどんどん変化していくのが面白い。
結局のところ、友人として、そして愛する人として一緒にいたいのか、殺したいのか、捕まえたいのか……
シーズン3でさらにどう変化していくのかが見もの。
