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水曜日の情事のPoMooNのレビュー・感想・評価

水曜日の情事(2001年製作のドラマ)
3.5
当時こんなドラマあったんだー、に驚き❗️韓国ドラマに負けてない展開の脚本が秀逸。22年前の作品で古さもありながら、何処か新しさもある。妻の親友と浮気・三角関係・女同士の戦い・となるとドロドロな話を想定するのに、何故か爽やか?でトレンディに仕上がってる。俳優陣と久保田利伸の歌のおかげもあるか?

あい(天海祐希)と詠一郎(本木雅弘)の夫婦の間に入ってくる、あいの親友・操(石田ひかり)が魔性の女、執着の女で怖い💦
その分、天海祐希の透明感が出て外見のさっぱりさと逆の内面の女性らしさが際立つ。親友二人の間を行ったり来たりの口八丁な詠一郎は昭和生まれの肉食系。ドラマは三角関係なんだけど、実は親友と称する二人の女の確執の闘いで、男はその道具に成っている感じが、展開を複雑に面白くしている。三人の誰にも共感はできないけど。

特に操がホテルで包丁を出し、付き合いたいなら奥さんを殺してきて、と冗談ともつかない過剰、執着が怖い😱ホラーよ、これ。相手は親友だよ?(親友の定義、間違ってる)普通なら、ここで気持ち冷めそうなんだけど、詠一郎は包丁持ち帰えって会社に隠す。持ち帰るかぁー?捨てておけよ〜。奥さん愛してるといいながら。

男は二人に挟まれて、もて男を装いながら、実は結末まで女同士の競争が中心となってる、なんとも不思議なストーリーだった。
補足: ①あい、の友人でゲイ役の北村一輝、色気あったなぁー。
②知ってる人形町の街並みが古さと新しいさを演出していて◎
No551
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