待ってました！
毎話どこかで悲鳴をあげてしまうほどの、衝撃。
6話あっという間に見てしまった。
原作のあるシーズン1とは異なり、反キリストの誕生も魔女の予言も、ハルマゲドンも無し。
平和を取り戻した後のシーズン2は一体何が起こるのだろうと思っていたが、ちゃんとハラハラした。いや、シーズン1よりもハラハラしたかもしれない。
アジラフェルとクロウリーの関係により深く切り込んだ本作。
6000年間の過去と現在を行き来しながら、2人が睦まじく関係を深めていく様子が描かれる。もどかしく、切なく、優しく、やっぱりとてももどかしい関係の2人に胸が掻きむしられる。
シーズン1と同様、シーズン2でも“腐敗した組織”が悪であることが描かれるのが良い。
天国も地獄も、組織としてはほとんど終わっており、崩壊一歩手前。
人出は足りないし、優秀な人材は埋もれてるし、デジタル化はされてないし。
果たしてこういった組織に人生の全てを捧げるべきなのか？という問いを投げかけ、我々の胸を鋭く刺してくる。
ニーナやマギー、シャックス、ムリエルなど、新しい女性キャラクターたちがみんな素敵。
ジョンハムが演じるガブリエルが本作の鍵なのだが、どこからどう見てもジョンハムゆえに面白いというズルい演出が天丼される。ジョンハム、自分の見せ方が上手すぎる。
シーズン3の制作、なんとか決定まで漕ぎ着けられますように…！(奇跡が起こってくれ！)
