らずり

グッド・オーメンズ シーズン2のらずりのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

念願の続編。
楽しみにしていたのだが、途中からポリコレを感じてしまい、完全に楽しむことはできなかった。

シーズン1では相棒という関係が、絶妙なバランスで組み合わされていたと思う。
ブロマンス止まりで、ちょうど良かった。
好きな人は妄想で楽しむ。

しかしシーズン2では明らかに同性愛を前面に引き出し、女性同士の恋愛も序盤からラストまでずっと描写されていた。
数話で解決でもよかった。同性恋愛を描くために続編が作られてのではないか?と意識してからは、彼女たちに良い印象を持てなかった。

ガブリエルの謎も、恋愛要素が重視されて最後の最後まで最後まで引っ張られ、最終回で急展開。

彼らのキスシーンを期待してるわけではなかった。
ブロマンス止まりが良かった。
もともとそういう話なのだと公表されてたら、そういう作品なのだと思って楽しめていた。
BLもメンズラブも好きだから。

キスシーンには良い印象を抱かなかったが、役者さんの演技には目を惹かれた。
とくにクロウリー。感情の揺らぎの表現が半端なく、息を呑んで魅入ってしまった。

そしてここで終わるの?!という衝撃のラスト。
続編はありきの終わり方と捉えて良い?
ここで終わるなんてあり得ない!

同性愛の恋愛模様と過程に重点を置き、ガブリエルの謎は最終話で一気に解決という駆け足は気に食わなかった。

ガブリエルとベルゼブブの関係性も最終話で突然明かされたため、本当に最終話に詰め込まれ過ぎていた。

主役級に出てくる彼女たちの恋愛より、ガブリエルとベルゼブブの恋愛をもう少し掘り下げて描かれていたほうが、天使と悪魔の恋愛となっていて良かったんじゃないか…?と感じる?

面白かった…ように思うが、期待していたものではなかった。
続編は気になる。そんな感じ。
らずり

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