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ブラック・ミラー シーズン2のRYOSUKEのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン2(2013年製作のドラマ)
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1話目・・・
人は辛い経験をすると、何かに助けを求める。ただ、それが行き過ぎると、、というストーリー。近い将来こういう世界が来るのでは、でも倫理観的には、、という内容。
後半に行くにつれて少しSF感が出ているのが少し、、ではあるがなかなか切ない展開だった。終わり方はなんだかなぁ、、
2話目・・・
目には目を、歯には歯を、とはこのこと。
だがすごく不気味な作品。自分のした罪と同じように、償わされる。生き地獄とはこのことなのかも。。とはいえ、行き過ぎているネット上の動画だってなんら変わらない。
これを見れば、気軽に拡散、なんて考えられない。。
3話目・・・
これは遠くない将来の話。Vtuberが仕事として認知されている今、そして、SNSを通じて、姿を見せずに人を口撃することに対する社会問題に警鐘を鳴らす、そのような作品。
あくまでも、顔を見せなくてもすぐに特定されて、やがては矢面に立たされる。とはいえ、逆に姿を見せずとも人の心を掴むことはできる。リアルが全てではない世の中だからこそすごく分かる作品。
4話目・・・
一言で言えば、人が、実態を持ったAIでありシステム、となった世界の話。
生活の一部となりつつある、smart homeやAI。それらが目、さらには脳と繋がれば
どうなるのか。決まった生活の流れをCookieとして、日々の煩わしいルーティンを代わりにやってもらえる、それはすごく便利ではあるが、一方で体はただ存在して、日々の作業を消化するだけ、になっていく。
本筋の話はこれとは別ではあるが、ラストの展開はこのテーマならではという感じ。
ここまで突飛したことは起こらないかもしれないが、現実に起こりうると感じるくらいテクノロジーは進化している。
リアルのコミュニケーションで、人がソーシャルメディアのような付き合い方をしだしたらこうなるんだろうなぁ、、と感じた。
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