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ブラック・ミラー シーズン5のRYOSUKEのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン5(2019年製作のドラマ)
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1話目・・・
今やニュースタンダードでもあるVRを突き詰めたようなテーマの作品。ラストの終わり方も、多様性、という感じですごく良かった。そこまでゲームをしないのであれだが、画面の中のキャラを自分の意のままに操れれば、まぁ間違いなくこうなるよなぁ、と思いつつ、一つの快楽としてはすごく肯定的。(権利とかは置いといて。。)
2話目・・・
まさにこれぞ、という感じ。どちらかというと初期のブラックミラーに近い、社会風刺のきいた作品。ソーシャルメディアから離れることができないと言っても過言ではない現代社会。その一方で起こりうる悲劇を直球で描いている。SNSに殺される、という表現が正しいのかは分からないが、これもある種SNSに人生を狂わされた(炎上とかではなく)1人の男の物語であり、そして明日は我が身なところもある作品だった。
3話目・・・
ブラックミラーらしさは薄かったが、マイリーサイラスが主演なだけあって、すごい見応え。ハンナ時代から現在に至るまで音楽性、ファッション性の変化をブラックミラーなりに描いている。ブラックミラーの中では珍しく(見ようによっては)ハッピーエンドで、かなり好きな作品。そしてマイリーサイラスの生き様のかっこよさを改めて感じることができる。ブラックミラーだから、ではなくマイリーサイラスだから、な作品。
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