名探偵ポワロ　シーズン７の2の情報・感想・評価

遺留品の金の薬入れをめぐり、ミス・レモン（Pauline Moran）の“ファイリングシステム”が活躍！ 結婚を機にアルゼンチンへ移住するも、投資失敗で財産を失い帰国したヘイスティングス（Hugh Fraser）。ラスト、事件解決の謝礼を譲り受けた彼に態と投資を勧めるような会話を交わすポワロ（David Suchet）、ジャップ（Philip Jackson）、ミス・レモン。……普段は懲りないヘイスティングスも今回ばかりは学習済み。その手には乗らないと苦笑し、皆で「Santé!」🥂。

ポワロさんが引退を撤回！ 久々のレギュラー組に、なんともほっこりしました。 原作は翻訳がいまいち合わなかったのですが、ジェーン・ウィルキンソンはポワロシリーズの中で最も印象深いといってもいい女性です。 イメージぴったりの配役で震え上がりました。

面白かった… 原作未読。 最後までよめない謎がすばらしい。 脚本はアンソニー・ホロヴィッツ。 エッジウェア卿はドラマ「ミス・マープル」(ヒクソン版)のクラドック警部も演じたジョン・キャッスル。歳とってもイケメンや✨

見事なストーリー構成です。だから後に「三幕の殺人」という別の作品で、まったく同じ筋書きで再利用されています。 ポワロに近しい立ち位置にいる犯人。犯人の動機。アリバイ工作のやり方。犯人に気づいた劇作家。。 ついでに言うと三幕の殺人でもエリスという登場人物が出てきますし、わざとかわかりませんが、チャールズカートライトと同じ吹替声優まで出ていますね(笑) 結婚が動機、役者が変装する、というのは初期からよくみられるクリスティーのプロットですが、マンネリにしたくない、だけどネタが浮かばない…みたいな悩みがあったんだろうな、と、後に登場するオリヴァー夫人を見ても思わされます。

ヘイスティングス大尉、アルゼンチンで投資詐欺にあう。しばらくはロンドン滞在…いずれ戻るのかな？ 向こうのお笑いって一人語りが基本なので、日本のコンビのお笑いとだいぶ違いますね。 なかなかテクニカルな本格的ミステリーでした。しかし誰もポワロを出し抜く事は出来ない。

記録

女怖えー モノマネの人、知らない人はウケないけど、ポワロのモノマネ最高だった。 モノマネが上手いからこそ上手く使われ殺された。 晩餐会に参加してもバレないって相当！ 1番被害者みたいな顔して、最後がこれぞ化けの皮が剥がれるってやつだった。

ポワロさんが引退から復活し、ホワイトヘブンマンションに戻ってきた。 ベラと結婚したヘイスティングスがアルゼンチンから戻ってきた。 ミスレモン、ジャップ警部も久々の再会に楽しい夕食。 投資に失敗したヘイスティングスの気晴らしに観にいった喜劇のステージ。そちらで観にきていた美しい有名女優ジェーンに出会う。夫エッジウェア卿との離婚のための相談を持ちかけられるがその夫が今回の被害者。 今回は久々のメインの4人の勢揃いが楽しめる。 ジェーンの美しいドレス姿。 帽子屋店、宝飾店など楽しい街並みや金の薬入れなどの小物もテンションが上がる。 余談すぎるけど昨日ワーナーブラザーズスタジオ東京に行ってきたがポワロのドラマ作品はファンタスティックビーストと時代背景が似ているので、そちらでみた街並みを思いだし、余計に素敵に感じた。

野沢雅子さん渾身の熊倉さんのモノマネが見られる貴重な回！！笑 面白くてチャーミングなモノマネで堪能させていただきました。キャラは利用された挙句死んじゃったけど…… 犯人頭良くてめちゃくちゃ翻弄された。ポワロも視聴者も。

犯人の頭のキレ具合が抜群。教養と賢さって常に同居するとは限らないのね…しかもそこに足元を掬われるところが、また何とも。どんな目的も達成できる容姿と演技力と地頭のキレがあったのにね。

ヘイスティングス投資下手すぎるだろ笑笑ってなったけど内容忘れた早く見直す

こういうのはストーリー構成はとても好き。ミステリーにおいて会食とはなんと便利なものなのか。

久しぶりにポワロ、ヘアスティングス、ジャップ警部にミスレモンが勢揃いした回。 トリックの奇抜さ、伏線の素晴らしさはもちろんですが、この犯人の狂気的な美しさは理解出来ないけれど、とても納得させられてしまう好きな一作。 1時間40分程度の長めの一本。

ポワロが探偵業に復帰し、ミスレモンも戻ってきたところに、結婚したヘイスティングスがブエノスアイレスからフランス経由で帰国するという、嬉しい再開から始まるストーリー。