このレビューはネタバレを含みます
エミー賞など数々の賞に輝いた名作ドラマ『ブレイキング・バッド』の前日譚を描くスピンオフシリーズ、シーズン2。
✏️それぞれの選択
シーズン2では、ジミーとキムそれぞれの岐路や進路、ひとまとめに言ってしまえば「運命」が徐々に変わり始める。
ジミーはサンドパイパーの件を解決することに躍起になる。
正攻法では埒が明かないと、上司に無断で自作CMを放映したりとやりたい放題。
この件でジミーは勤めていた弁護士事務所「デイヴィス&メイン」に居づらくなり、職を辞すことに。
そこに思わぬ"足枷"があったのだけれど、それを見事解決した手段がなんともジミーらしいものでニンマリ。
ジミーとヨリを戻したキムはHHMで弁護士稼業を続けるが、ある一件により上司であるハワードから失った信頼を取り戻すことは容易ではない。
半ば嫌がらせに近い閑職や単純な事務作業を押し付けられる日々が続き、とうとうHHMから身を引くことを決意。
主要人物である2名が、安定とも思える大手弁護士事務所を辞しそれぞれの道を共に歩んでいこうとする姿は痛快そのもの。
☑️まとめ
シーズン終盤には、ジミーvsチャック骨肉の争いに再び火が付く。
弁護士資格を剝奪されてもおかしくない、とある「完全犯罪」をやってのけたジミー。
この戦いの結末は、シーズン3へと続いていく。
余談だけど、個人的ベストエピソードは第2話「クリームパイ」。
ジミーが得意の弁舌で、マイクを襲うイザコザを解決する…という内容。
笑いなしには語れない、捧腹絶倒のエピソード。
<作品スコア>
😂笑 い:★★★★☆
😲驚 き:★★★★☆
🥲感 動:★★★☆☆
📖物 語:★★★★★
🏃♂️テンポ:★★★★☆