このミュージカルフィナーレが観たくて、4シーズン観てきました。
主演のジェフリー・タンバーがセクハラ疑惑で降板、というなんともやるせない展開ながら、ミュージカル映画にしちゃうことで乗り切った作品。
乗り切ったというか、むしろ素晴らしく面白かった!
ミュージカル作品として、音楽やパフォーマンスも十分に。おもわず笑ってしまうようなベタな作り方もむしろ良い。アメリカの役者ってみんな歌えるのはなぜなの。
キャラクターとしては、ダヴィーナとラクエルが好き。ダヴィーナのパフォーマンス、最高。
ラクエルはいつもフェファーマン家に振り回されて感情かき乱されてて同情しちゃうんだけど、あ、この人コメディもいけるんだって気づいたシーズン5でした。
最後はこれまでのシーズン通して出てきた人たちがみんな集まって、カラフルでとても素敵なラスト。さりげなく色んな登場人物をちゃんと集めてるのがなんて丁寧な演出なんだろうと思った。みーんなチラッとしか映らないんだけどちゃんといる。そしてそれがとても効果的。
子供たち3人は本当に人としてダメダメだしどうしようもないけど、3人の関係はとっても素敵だった。40代、50代になっても、あんな風にお互いいられるのは憧れだな。