Mayo

ユーフォリア/EUPHORIA シーズン2のMayoのレビュー・感想・評価

4.5
シーズン2、ルーやフェズコの薬物関連の話はどんどん話が深刻化&危ない方向へ行き、ネイトはネイトで父親との関係がとんでもない方へ。見ているこちらの心が重くなって行く。

第1話からぶっ飛んでる!
フェズの生い立ちに始まり。ニューイヤーズパーティのそれぞれの絡ませ方と、最後のフラッシュの明かりのようなライトの使い方がめちゃくちゃカッコ良い。

第4話の狂い方。お父さんとキャシーという意外な二人が立っていて
冒頭のいろんな愛を表すシーンが面白い。

第5話のゼンデイヤの演技はやばかった!ジュールズとケンカするところ。もう涙。
ネイトとキャシーの関係のバレ方雑すぎる。ここまで引っ張ってすごいところでバラすのね。ルーとネイトがそれぞれすごい世界にいるのに、周りの女子たちが親友と元カレが関係を持ったことで揉めまくってるというバランスがもう狂いすぎてて笑っちゃう。
警察からの逃走すごすぎる。緊張感あり、滑稽さもあり。
ネイトの話はなんかゾクゾクする。この親子、特に何もしてなくてもいるだけで男性ならではの怖さを出してくる感じが苦手なのよ。

第7話、レクシーの劇良かったなー。現実と劇の繋がりかたがさすがでおしゃれ。
レクシーがシーズン2に来て活躍するのも良い。
ルーが薬に手を出すきっかけになっている父親の死というものが、何度も繰り返し描かれる葬儀の日のスピーチを通して、私たちにもトラウマ級に迫ってきて苦しいし、見せ方がうますぎ。
フェズコとレクシーの運命が苦しすぎて、辛かった。しかしラストでここまでレクシーのラインが描かれるのはちょっと心がついてかない部分もそれなりに。

ダークだし、苦しいのに、なぜこんなにおしゃれなんだ。おしゃれなのになぜこんなに心に迫ってくるんだ。
Mayo

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