Mayo

ヤング・ロイヤルズ シーズン2のMayoのレビュー・感想・評価

4.4
シーズン2もなかなかの重さなんですが、6話で終わっちゃうなんて!あっという間に見てしまった。
初見はハートストッパーの方が断然好みでしたが、ヤングロイヤルズは中毒性のある感じで沼にハマった感じがする。

シーズン2は、シーモンがヴィルと距離を置こうとする時間が長くて、とてももどかしい。2人が一緒の姿が恋しすぎて、4話ラストまでは一気に見てしまった。
シーズン2になり、周りの登場人物も活躍し始めて、色んな人の話が交差してくるけど、ヴィルと
シーモン以外のストーリーラインはあまり楽しめないほどに2人早く元に戻って…と思ってしまった。

仮面舞踏会とか、スウェーデンドラマならではの設定もあり楽しい。
シーモンの新しいお相手・マルクスとのシーンはどれもなんだかノレなかったし、マルクスの扱いもかわいそうだったけど、シーモンの水槽うつるだけでちょっとドキドキするもんなぁっていう、シーズン1のあのシーンの出来の良さをここに来て実感した。

2人の良いシーンでカーテン閉めたのには笑いました。

撮影の仕方がやや客観的なので、感情が分かりにくくはある。ヴィルもそんなに多くは語らないし。だけどヴィル役のエドヴィンがちょっとした口の動きとか目線でほんっと良い表情するんだわ。この人本当俳優としてすごい才能の人だと思う。

ラストのスピーチは素晴らしかった!
よくある展開の仕方ではあると思うけど、ヴィルが王子として覚悟を決め、世間に王室にシーモンに自分の気持ちを示すという、やっとスタートラインに立ったようなもの。
シーズン3も決定して、本当に楽しみです。もともと製作者が三部作と言っていたそうで。どんな終わりを迎えるのか、楽しみであり寂しくもある。

ヤングロイヤルズを機に、スウェーデンの文化にも興味が湧いていてとても楽しい!
10代の頃、アメリカのドラマが大好きでアメリカに留学したくて英語も勉強した。大学でアメリカに留学して、字幕なしでもそこそこにドラマ観られるくらいにはなった。なんかその時の最初の感覚が、ドラマきっかけでその国を知りたくなる感じが今あって、それがとても懐かしくて楽しいし、嬉しい。

インタビュー動画など見てると、みんな英語で受け答えできていて素晴らしい国際力。
英語吹き替えも自分達で吹き込んでいるとか。
Saturday Night Live with Jimmy Fallon にもゲスト出演したり、アメリカやイギリスの他の俳優さんたちと一緒に賞にノミネートされたりと、躍進もすごくて、一緒に楽しませてもらっています。


以下、インタビュー動画を見漁って仕入れた情報。
・ヴィルの髪型の変化は、王子としての責任が増した象徴。
・シーズン1から1年空き、その間にEdvinとOmarはもっと仲良くなったので、今回はIntimateなシーンでたくさん笑ってしまい、監督が怒った。
・ヴィルのセクシュアリティはあえて限定しない。
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