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空から降る一億の星のkazataのレビュー・感想・評価

空から降る一億の星(2018年製作のドラマ)
3.0
2002年に放送された北川悦吏子脚本×キムタク&明石家さんまW主演ドラマ(もちろん未見…)の韓国リメイク版をウォッチ!

月9ドラマの勢いがまだまだバリバリ強かった頃の作品とは言え「どうせお約束的なラブストーリーでしょ」とナメていたら……1話目にして即ハマってしまいました!

韓国ドラマ&映画の主演男子キャラクターって大体が「クール系or情熱系orお笑い系」に分けられると思うけど、ソ・イングクは断然クール系が似合うと思うんで本作の主人公"ムヨン"はナイスキャラでしょう!
おまけに(今まではどっちかって言うと犬系な気がしたけど…)"猫っぽさ"(が本作では大事…)も醸し出ていてグッド!

他の個人的注目キャストは……ヒロインの"ジンガン"が映画『二十歳』の"みんなの初恋のあの子"ことチョン・ソミンってことよりも、『恋するアプリ』の"性悪いとこ"だったコ・ミンシちゃんの活躍こそをもっと見たかったのに!
(そして何と言っても元VIXXのホンビン!雑なフェードアウトっぷりがヒドい!!「途中で抜けるのはVIXXだけにしとけ」って思わずツッコミたくなったってば…笑)
(泥酔して他事務所のアイドルグループの悪口を言って大炎上した挙句にグループ脱退に至ってさらにファンから激烈バッシングを集めたホンビンくんですが…天邪鬼な自分は逆に応援したくなりますね!ってことで退役後はセカンドキャリアを頑張れ!)

さてさて、
見始めてしばらくは面白かったのに、、、猫が消えちゃったぐらいから雲行きが怪しくなっていき……やがて"どんな時でも嘘をつかない"というキャラ設定が魅力だったはずのムヨンが頻繁に嘘をつき始めるようになった頃には、すっかり冷めた気持ち&目線での惰性的鑑賞になっていました。

ってかさ……どいつもこいつもユ課長(=ジンガンの兄)を甘やかし過ぎじゃね?ユ課長が黙っているせいで物事がこじれまくっている気がして仕方ないんですが。っていうか(妹の幸せのためという理由を勝手につけて)全てを非論理的にコントロールしようとする姿勢が無理&嫌悪!

そして、ドヤ感強めで"泣かせに来ましたわ"的な結末もね……ユ課長の感情とは真逆でこちとら冷え冷えですわ!
(『キル・イット』の悲劇的なオチの方が断然好み)

とりあえず、
(日本版と比べてどの程度違いがあるのか不明だけど)この物語でキャストがキムタク&さんまだったら(いろんな意味で)鑑賞に耐えられなかった気がする……と思えて仕方ないっす。笑
(ヒロインが深津絵里な件は全然OK!)
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