異形かつ正統派ティーン群像劇。
最終話絶え間なくずっと泣く。
特にこのシーズンは虚無顔のアダムを観ているのがとにかく辛いシーズン。真正面から有害な男性性を描いており、その抑圧に負けていたアダムがそれでも内から湧き上がるエリックへの感情で対抗していく様がじっくりと描かれていたところが良い。
オーラ、メイブ、エイミーらがブレックファーストクラブフォーマットで連帯を見出していく最終話の一個前の回も泣きながら熱い気持ちで観ていた。
突出したユーモアと大真面目な性教育を同時にやりつつ、全てのキャラクターのストーリーをそつなく語り尽くした最高のティーン群像劇。文句なく面白くシーズン3を楽しみに待ちたい。