面白すぎて一気に観てしまった…
旧ツインピークスより、ずっとずっとリンチワールド炸裂である。頭が混乱しながらも釘付けになってしまった。いろんな考察があって面白いけど…考えれば考えるほど謎が深まり迷宮に迷い込んでしまう。
もう考えるのはよそうか…と思い始めている。ただ、自分が強く感じたのはドッペンゲルガーの善クーパー、悪クーパーのように陰陽が必ず対をなすのだろう。物事には裏と表が必ずあり表裏一体なのだ。
そして他人が過去を変えようとしても、未来は変わらないのかもしれない。(バタフライエフェクト』と言う映画のように好きな子を救いたくて過去に戻り、問題を取り除いたとしても同じ結果が待っている。
大佐が全てこうなることが分かっていた…というくだりがあるが、全て決まっていたことであるのだろうし、クーパーはローラを救いたかったのだろうが、あの時に遡って救ったとしても25年後のローラはやはり、同じ結果が待っていた…ってことなのではないかな。私はそう捉えました。
ストーリーや考察はさておき、25年後も同じキャラクターがたくさん出演してるのも楽しめる要因だと思う。それぞれのキャラクターにそれぞれの歴史。
私の好きだった保安官補佐ホーク(マイケルホース)が副署長になってて出演シーンも多かったので嬉しかったし、ずっと気になってたダイアンの登場も嬉しかった。
そして旧ツインピークスでは、きっとカイルマクラクラン演じるクーパー捜査官を誰もが好きになったことだろう。そして本作では、あのクーパーに戻ってきてほしくて誰もが待ち望んだことだろうと思う。
クーパーのコーヒー好きやチェリーパイ好きの習慣?が残ってるダギーのキャラクターも愛らしくて好きだったけど、クーパーが戻ってきた時はやはり嬉しかった。