1998年
火曜サスペンス作品
このようなドラマ。
若い頃は、よく拝見した。

作品としても、うまく纏めてあり、
しっかりした作品である。
校舎屋上から、
中年女性が急に、落ちてくる。
事故か？
直前、多額の現金を、
持ち合わせ目撃
遺留品に、現金見当たらず
他殺、事件性疑われ。
犯人は？

夜間中学の先生で、仲村トオル、
夜間クラス。生徒役にて、
今でも、何にでも、
お見かけする。光石研、
初々しく、まだまだ若い。高橋一生
こういう作品群で、芝居を磨き、
今の立場に至る感じなのだろう。

ラストの方で、

今も、昔も、女性は、歳をとり始めると、
図々しくもあり、厚かましく、
ゆすり、たかり、
車の運転も荒くなる。
もう、どうにもならない。
まぁ、これは、殺されても仕方なし。
描き方。

元、あぶないデカの仲村トオル
感が鋭い。真相に近づく。

最後の卒業試験と称して
授業。事件の真相が明らかとなる。

屋上で、同じ穴のムジナと、
嘯き。ワッハッハと、高笑い。
女性も、この笑いをするようになったら
終わりである。
隙を見せたのが運の尽き、
オバハンのムジナとして、
落下。ドスンといった。
顛末。

記録用

アマプラで、かなり昔の火曜サスペンスをみれます。

昔は2時間ドラマの脚本がしっかりしていて安定感もあった。あと、人間の優しさもサスペンス劇場に描かれていて、なんかホッとした。そして、みんなめちゃくちゃ演技うまい。特に吉田日出子さんよ…14歳くらいの高橋一生もでてる。

この間みた　真相をお話しします　には優しい部分はなかったし、構成もイマイチだし、振り切った感だしつつ、グダグダしただけだったし（火サスのレビューからズレました）
救いは、役者がやる気だけはあって大真面目に取り組んでいる所なんだけれど、映画自体のクオリティがいかがなものか、なので役者が損してみえる。（火サスのレビューからズレました）

なんでこんなになってしまった邦画…なんていう視点も生み出してしまう、昔の火サスなのでした…