とぅん

ウォッチメンのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

ウォッチメン(2019年製作のドラマ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

HBO製のスーパーヒーロードラマ•••かと思いきや、BLMのスピリットをガッツリ感じる作品だったし、終盤の斜め上展開がめちゃくちゃ素敵だった。
やはりHBOのドラマは凄いわ。

警察が顔を隠して活動しなければならない世界だったり、実在した「タルサの大虐殺」を筆頭としたKKKとの戦いだったり、前提の設定を補完してから観て良かった。
というか、世界観の前提と映画版の知識は必須な作りだったと思う。

半分ぐらいまでは謎が謎を呼ぶ感じだけど、途中からはグイグイ伏線回収していくのが見事で、終盤はマンハッタンの登場と共にラブストーリーに発展していくのが圧巻だった。
序盤のオジマンディアスの何してるのっぷりは凄いし、ジェレミー・アイアンズを配しているのがまたナイス。

ヒーローというと特殊な能力を想像するが、登場人物のほとんどは普通の人々だったりする。
個人的に映画版でカッコいいなぁと思っていたロールシャッハが、第七騎兵のシンボルみたいになってたのは腑に落ちないところか。

実はドクター・マンハッタンが記憶を消去して人間界に紛れていた、というのがわかってからは斜め上展開の連続だった。
演じたヤーヤ・アブドゥル・マティーンIIは熱演だったなぁ。
とぅん

とぅん