このレビューはネタバレを含みます
タイムトラベルだけでなくマルチバースに展開してわけが分からない。これってなんだっけ？誰だっけ？の連続でドラマに集中できない。そして置いて行かれていながらテンポも悪くて眠くなる。複雑さが必然に基づいているような気がする一方で複雑さで誤魔化しているような気もする。
ラスボスが最後まで迷っているのは面白い。最後まで誰だか分からない人が数人いた。そして途中でその後語られていないエピソードや人物がいる。アレキサンダーの正体は語られていない気がする。マッツの目を焼いて死体を未来に送ったのはなぜなのだ。
マルタのおばあちゃんが出てくると、あんなに可愛くてもおばあちゃんになってしまうのか、確かにきれいなおばあちゃんではあるけど、切ないものだ。
結末はささやかな人助けでいい。しかし、事故を回避したからと言って本流にいない人が突然消えてしまうのはありなのか。それならこれまでも歴史が変わったら消えているはずなのではないか。都合がよすぎるのではないだろうか。釈然としない。
2周目の方が面白そうではある。よほどのファンなら2周目もありだけど、今のところいいかな。
