アーティスト:デザイナーの シモン・ストーレンハーグ は幼少期の原風景に触発され、スウェーデンのムンソ島に建設された巨大な粒子加速装置をめぐる物語SF的アート画集『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』を描く。
“1969年、スウェーデン・ストックホルム郊外に世界最大の粒子加速装置「ループ」が完成。
周辺ではマグネトリン技術で空を飛ぶ船、感情を持つロボット、時空をゆがませるエコー球、そして恐竜までもが出現。
1980年代のスウェーデンに育った話者の原風景と、奇妙な事象が交じり合うノスタルジックで異様な世界。”
こんな設定、考えたこともない。
私たちの世界には無いマシーンなので近未来と思いきや、1969年から1980年の話。
レトロな空間にあるロボットたち。
この本からヒントを得てのドラマ化というが、繋がっている脚本、画集のような自然と機械の静かな風景、回によって監督が変わり特色がかわるところといい、何度もループして見たくなる。同時に残酷な感傷もあり美しいがもう触れたくなくなる一面もある。
映画館で観たいな。