マルコ

メモリストのマルコのネタバレレビュー・内容・結末

メモリスト(2020年製作のドラマ)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

これおもしろい?と聞かれたらぜひ観てみて!と答える作品です。
Twitterでたまたま知らない方の面白いというツイートを観て観たんですが、ハマって一気に見ちゃいました。

だいたいこういう能力者だと、変わり者でクールで暗い過去があって…みたいな設定が多いけど、そうではなくて、人の苦しみや悲しみも全て読み取ってしまう能力だからこそ加害者に対してすぐ手が出てしまったり、犯人逮捕にこだわるというような背景があって説得力がありました。
あまり考察などはせずお気楽に観ていましたが、20年前の事件現場の近くにトンベクが近くにいたこと(小さい子供だったので割と近くに住んでいた)、その時に記憶がなかったこと(記憶を消す超能力も存在することがストーリーの最初から示されている)、消しゴムは能力で勝てない相手であること(主人公よりも力がある=目上の人)などから最初からいろいろ示されていた感もありますね。
韓国では視聴率が低迷していたという記事も読みましたが、コアなファンが多かったのではないでしょうか。

最後トンベクの体調が良くなり、それは記憶を取り戻したからだと言っていたけど、そうであれば全てを覚えているお姉さんの体調も戻るはずですよね。
お姉さんのその後は描かれていないけど、体調が回復して、嫌な記憶を消してあげたことによって罪を償いながらこころ穏やかに人生を送れていたらいいなと思います。

犯人についてですが、映る足元の足首がとても細く、女性ではないかと最初の頃から想像ができてしまいました。全体的にとても面白かったのですがそこだけ残念かな。

あと、他の方のレビューを見ていたらお母さん殺した人誰?という声がちらほらあったので書き残します。ファン会長の男性秘書です。
マルコ

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