このレビューはネタバレを含みます
終始泣いていました。どうすれば生きられるのかわかっているのにソウのためを思うとこの結末しかないんですよね。
お母さんが時々「お花見をしたいね」と未来のことを話しますが、それに口篭ってしまうユリにこの時間は永遠じゃないんだと気付いていた様子だったのが切なかったです。
冬に亡くなったユリが、冬の季節に戻ってきてみんなと幸せな時間を過ごした。春になって、桜が咲いて去っていった。故人が亡くなった季節が来るたび、これまでガンファやオンマや友人たちはユリを思い出していつにも増して辛くなっていたけど、これからはユリとの幸せな日々を思い出して前向きに生きていくんじゃないかなと思いました。ガンファ家族が桜道を穏やかに歩いていたけど、オンマも家の庭の桜を見てそうであってほしいな。
ドラマ中は服装にも目がいきますね。
・幽霊〜生き返ったときくらいまではコミカルさ可愛らしさがあるピンク（亡くなった時の服装）
・ソウにどうにかして近づきたいと奮闘している時・存在がバレて楽しく生きている時は明るい白やイエローのようなパステル
・終盤母親としての覚悟を決めて亡くなる前日までは落ち着いた茶色やはっきりとした黄色・黒で意志が強くメリハリがある感じ
・最後あの世へ行く桜道では薄いミントグリーンで儚さが出ていました
