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僕らが季節ならのkazataのレビュー・感想・評価

僕らが季節なら(2017年製作のドラマ)
3.0
結構楽しみにしていたゾンビ×時代劇なドラマ『朝鮮退魔師(Joseon Exorcist)』が放映直後に苦情殺到でまさかの放映中止に!(中韓の歴史認識問題で地雷を踏んでしまって=中国寄りな解釈だったとかで2話で打ち切りとのこと)……渦中の騒動に巻き込まれてしまった主演のチャン・ドンユンくん(謝罪コメント発表…)があまりにも可哀想過ぎて、、、腹いせに過去作ウォッチ。

(そもそもゾンビ&キリスト教的エクソシズムがテーマのフィクション世界なのに歴史歪曲で中止に追い込まれるってのが理解不能なんだけど…ってか2話まで見たけどかなり豪華&断頭しまくりな血しぶきアクション全開で面白くなりそうな気配ビンビンなのにもったいない!)
(小物や衣装が中国式…って日本だってそうだけど中国文化の影響下にあるでしょ)
(ソフィア・コッポラ監督作『マリー・アントワネット』を見て「史実と違うから公開中止!」なんてならないだろうに…ってか時代劇なんてどの国で作ったって多かれ少なかれ史実と異なる部分はあるってば)
(まぁこのニュースだけに飛びついて喜んで韓国叩きをする人たちもどうかと思うけど…)


さてさて本題、、、
KBSのドラマスペシャル2017の中の単発作品で、ある幼馴染みの高校生男女がそれぞれの初恋を経験し、それぞれの少年少女時代と決別するまでを描いた青春物語。

『恋のステップ』のチャン・ドンユンくんと『恋にチアアップ』のチェ・スビンちゃんという組み合わせが良かったのと、『ソロモンの偽証』&『恋するレモネード』に続いてチャン・ドンユンの同級生役でお馴染みなアン・スンギュンまたしても…なキャスティングも個人的にアガるよね。

(やりたいことはわかるけど…)クライマックスにかけてがいくらなんでも唐突過ぎるのと、都会から来たイケメン転校生のフェードアウトが謎過ぎるのと、「映画のラストシーンは…」(チャン・ドンユンは映画好きって設定なんだろうけど全然キャラが生かされてない!)って台詞を入れる位置がおかしい(フリになっていない…)辺りがもったいない。
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