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恋する母たちのmincharosのレビュー・感想・評価

恋する母たち(2020年製作のドラマ)
4.0
放送当時は2話の途中で脱落。
でも「面白かったよー!」というママ友の意見によって、プライムで鑑賞。
不倫を描くドラマは数多くあれど、不倫を良くもなく悪くもなく、フラットな視点で描いた本作は異色で面白かった!

仲里依紗の夫がクズ過ぎるのはもう置いといて、
吉田羊の夫(矢作兼)は幾度の浮気も許して受け入れて、、理想的!って思うけど、ちょっとサイコパスな印象も。
木村佳乃の夫が記憶喪失っていう設定は要るーー?って思ったけど、、、

そして一番現実よりだと思ったのが、木村佳乃が再婚した小泉孝太郎役について。
ドラマでは理想的な男性を描かれることが多いけど、現実世界の男性ってこんな人ばかりだと思うんですよ。
ちょっと気に入らないことがあったら舌打ちしたり、悪態ついたり。
なので彼の「めんどくせーな」とか「うっとおしいな」とか、ドラマの中での台詞としては「??」って思うし、彼の場合は愛されない幼少期を送ったせいだみたいな理由付けだけど。
でもうちの旦那もそうだし、それを周りのママ友たちに「うちの旦那モラハラ入ってるんだよね」って言うと「てか、ほとんどの男性がそうじゃない?」って言われたり。

それを別れて終わり、じゃなくて、2人が決めた関係性も素敵だった。
確かにずっと一緒に暮らす「結婚」という形では、性格の相性が合わないととことんうまくいかないけど、そうじゃない形で人生を共にすることもできるよね。

3人の息子たちは高校生で、それぞれ息子と母親の関係性もそれぞれだけど。
子供たちはちゃんと親のことを見てるし、子供の為にって何でも我慢するんではなくて、母親も自分自身の幸せとかちゃんと考えてもいいよねって。
仲里依紗と丸太郎さんの新生活がもうめっちゃ幸せそうで、それを見てる息子も幸せそうで。
(このレビュー、みんな芸名で書いてるのに、丸太郎さんだけ役名w)

私も3姉妹だし、友達関係でも3人グループを作ることが好きで居心地よく感じるので(2人だと息が詰まる感じがする)
そういう意味でもこのドラマは居心地よかったのかもな~
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