原作ありのNetflixオリジナルドラマ。
1960年代を舞台に、孤児院育ちのベスが男社会のチェス界で奮闘するサクセス&成長ストーリー。
これはめちゃめちゃ面白かった!!
アニャ・テイラー=ジョイ目当てで鑑賞、チェス仲間でライバルの1人を演じているトーマス・サングスターも好き。
チェスがわからなくても問題なく観られるし、主人公の成長とともに変わるファッションやメイクにうっとり。60年代ファッション可愛い!
チェス大会の場面が毎回出てくるので、勝負を華々しく描くことも出来そう… だけど、そこは敢えて抑えめにして、ベスの内面や成長に焦点を当てているところが好き。
薬やお酒の依存症と戦う姿、女であることや若さばかりが注目されることへの葛藤、なかなか手に入れられない愛… などなど、負の部分の描き方もさりげないのが印象的だった。
(女性のサクセスストーリーって、悪い部分はとことん強調してビッチに見せる作品が多いイメージだったから。)
マイナーな世界でベスが孤独に苛まれるのかと思いきや、しっかりとチェス仲間や応援してくれる人との間に絆が生まれ、それが花開き実を結ぶ最終話は感動!
ドラマの舞台裏を描くドキュメンタリーも配信が始まったみたいなので、そちらもチェックしよ。