あえて一気に観ずに1日1話ずつ鑑賞しましたが、めちゃくちゃ面白かったです。
チェスの世界が舞台となっていますが、チェスを知らなくても十分楽しめます。
チェスを知らない私でもそうなので、つまりそうなのです。笑
衣装美術や作品の世界観とエッジの聞いた展開、これが全7話というコンパクトにぎっしりと詰め込まれ、そのトータルのパッケージ含めての見易さと密度の濃さが気に入りました。
とにかく主人公のベス・ハーモンを演じるアニャ・テイラー=ジョイの存在がなければ成立しないぐらいにハマっていました。
ベスの危うい天才性に掴まれ、そして振り回され、少年漫画バリの勝負の世界に大いに燃えて楽しみ、しかしシーズンの終盤では勝負エンタメを十分に楽しんだ我々観客が今度はどうすれば彼女は本当の意味で笑顔になれるのか幸せになれるのかとつい考えを巡らしてしまうぐらい物語に引き込む力がありましたね。
そして最後は粋な終わり方でした。
これはNetflix、恐るべしクオリティ!