スカム・フランス エピソード：イマネのドラマ情報・感想・評価・動画配信

気が強く、自立した女性のイマネは誰の批判も気に留めない。彼女は家族の宗教や信仰に関わらず、自分に合った化粧をして好きな服を着る。イマネはリュカたちが住む共同アパートに向かう。リュカがエリオットと付き合ってからアパートにはスペースがない。そのため、マノンは引っ越すことに。そんな中、マノンは、長い間連絡の取れなかった元カレ・シャルルが新しい彼女と付き合っていることを知ってしまう。彼女がシャルルのことを吹っ切るために、イマネたちはパーティに連れて行こうとする。さらに、新しい彼氏にと、イマネの兄の友人のソフィアンを紹介した。しかし、実はソフィアンのことが気になっていたイマネはパーティを楽しめないでいた。

ダフネたちは休暇中、旅行の計画を立てることになった。しかし旅行の目的地について意見は割れ、特にダフネとイマネは大げんかになってしまう。

イマネはソフィアンの誘いに返事を出来ずにいた。そうしているうちに旅行の計画は着々と進んでいく。メンバーには新しくイングリッドが加わり、女子たちはみんなワクワクしている。イングリッドと過去に揉めたことがあるイマネは気乗りしなかったが、女子たちの勢いに圧倒され、彼女の参加を諦めるしかなかった。

女子たちの間では男子に関する話題でいっぱいだった。イマネはますます居心地が悪くなっていく。さらに旅行グループの中でイングリッドが上手くやっているのを見てさらにイラついた。イマネはマノンに自分の気持ちを打ち明けることにした。

イドリスが酔い潰れて帰ってからというものの、イマネは兄に対して怒りを抱いていた。既に両親に旅行に行くことを反対されているのに、その上アルコールなんて飲んだのだから、彼らを説得することがさらに困難になったのだ。そんな中、ダフネの誕生日が迫っていた。

いつまで経ってもイマネはソフィアンがマノンとキスしたことを忘れることが出来なかった。そのイライラは彼女の友達にも伝わり、次第に友人関係まで悪化していく。マノンは日に日にソフィアンと親しくなっていき、今にも交際を始めそうだった。さらにイマネは友人のジャミラと、フランスに住み同時にイスラム教徒でもある自分が、信者ではない人と付き合うのは難しいという話をし、自分と、友人そして恋人との壁を再認識していた。

マノンはシャルルの突然の帰国に困惑したが、彼の方はマノンから戻ってくるよう連絡を受けたと言った。イマネはこのまま2人がよりを戻せばいいと思ったが、彼女の思惑とは裏腹に、マノンの友達はシャルルより彼女を大切にしてくれるソフィアンと一緒にいるべきだと説得した。

アレクシアはイマネに真実を告げるよう説得するが、マノンにもシャルルにも、メールを送った犯人を見つけると言ってしまった手前、本当の言うことを出来ずにいた。さらにイマネは、兄とデートしたイングリッドを激しく責めた。イマネに貶されたイングリッドはとても落ち込んでしまう。そんなイングリッドの様子を見てイドリスはイマネに、彼を責めるべきじゃないと言った。兄との口論の後、イマネの元に電話があり、彼女がアレクシアと共にミュージックビデオのオーディションに合格したことを知る。けれどイマネは「黒人と太った女の子」が理由なら受けないとアレクシアの分も勝手に断ってしまう。イマネの行動に激怒したアレクシアは、イマネがマノンを装ってシャルルにメールを送ったことを、マノンたちに告げた。マノンはとても傷つき、また彼女の友人たちもイマネを拒絶した。イマネはひとりぼっちになってしまった。

イマネはメールの件について４人に謝罪した。けれど、彼女たちからはなんの返事ももらえなかった。リュカにそのことを相談すると、彼は諦めずに謝罪を続けるべきだと言った。そんな中、ラマダン（断食月間）が始まる。イマンはラマダンを通じてイドリスに謝り仲直りをする。また、再びイスラム教の伝統と重み、そして自分がいかに信仰を愛しているかを再確認した。そして同時に、それを受け止めようと努力してくれている友人らの大切さにも改めて気づかされたのだった。帰国したイマネは早速共同スペースで彼女たちに謝罪した。そして彼女たちを自分がどれだけ愛しているか、こんな自分のありのままを受け入れてくれて、どれだけ感謝をしているかを伝えた。マノンたちは彼女の謝罪を受け入れ、みんなで仲直りした。

イマネは家族と共に、イスラム教徒最大の祝祭“イード”を祝うため、友人を家に招待した。中にはイングリッドも来ており、イマネは以前自分が彼を責めてしまったことを謝罪した。イドリスは2人の和解をとても喜び、彼女へのお礼にとソフィアンを招待した。祝祭を楽しんでいたイマネだったが、ソフィアンの姿を見て困惑する。イマネはまだ彼とどう接すればいいのか分からなかった。それを見て友人たちは、2人がお互いを好きなことは明らかなのに、じれったさを感じている。披露宴が終わり、この場は異文化が上手く溶け合っているような雰囲気だった。シャルルはマノンに、彼女と一緒に過ごすためフランスに残ると告げた。一方ソフィアンは帰国のために空港に向かおうとしたが、意を決したイマネが彼を引き止め、彼への想いを告白する。ソフィアンはイマネの告白を喜んで受け入れ、彼女と優しくキスをするのだった。