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スカム・フランス エピソード:リュカのkameのレビュー・感想・評価

5.0
去年、お風呂に入りながらYouTubeでまだ見れていた時に1話だけ見ました。でも、「あぁ、フランス語ムリ…」と思い断念し、久々に再チャレンジしようとした時にはジオブロされてショックだった前科があったのですが、ようやくアマプラにきたという事で、1話だけ見た時の予備知識がぼんやりしかない中鑑賞。


とにかく良い。リュカとエリオットが出会った事できっともう一つ宇宙が爆誕したであろう。

リュカは、ティモシーシャラメに本家ノルウェー版のアイザックのあどけなさが混ざった感じ。

一方でエリオットは、ロバートパティンソンの良い男感と、ルイガレルの闇がありそうな感じが重なった感じ。個人的にはそう感じました。

とにかくお話がいい!あまり多くを語らないで、雰囲気、特に色と音楽を上手く使った演出。登場人物の感情も音楽でわかる感じ、好きです。
そして、1話1話必ず「あ、私の感性が喜んでる」と感じるシーンがあり(雨の中のシーンや、ペンキまみれのシーンなど)誰かに語りたくて仕方がありません。

個人的に最後の方は、アマプラオリジナルのモダンラブのアンハサウェイのお話に似てるなぁと。そして、セクシュアリティやティーンならではの葛藤の見せ方も上手い。個人的にリュカのお母さんや、ルームメイト達は結局こうなる事を勘づいていたのではないかなって。リュカはあんなに隠すことに必死だったけど。

「笑ってる方がかっこいい」「1分1分が大事」
などグッとくるセリフもありました。ジュテーム。

トンネルの中の人と、青年のお話を考えたエリオットは天才ですね。私ならめちゃくちゃお金寄付しそう。。。トンネルはなんだかんだでエリオットに対してのメタファーなのかなぁ。

そして、S4の主人公となるイマネがわたしは好き!次のシーズンも見ます。と次回に続く!
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