『魔神英雄伝ワタル』
1988年から1989年に最初のシリーズが、1990年から1991年に2が放送されたファンタジーロボットアニメ。
かなーーーーーり限定的だけど、現在40代前半から30代後半、その中でも一部の（主に男子の）記憶に残り続ける隠れた名作です。
そんな作品が、記憶に僅かに残りつつ大抵の内容を忘れかけた30年後にまさかの劇場公開（正確には、2020年にWEB配信された新作シリーズ全9話の配信版を新規カットを加え再構成した特別編集版との事）
正直、主人公の名前とコクピットが龍の頭という以外何も憶えていなかったので、次々と出てくるキャラクターにウンウン頷きながら、気分はちょっとワクワク（クセの強いキャラばかりなのですぐ思い出せる）
『りゅーーーじんまるーーーーッ‼︎‼︎‼︎‼︎』
『おぉおーーーーーーッッっ‼︎‼︎‼︎‼︎』
という一連の掛け合いは、僕のような一部の人間には涙出る事間違いなし。
物語としては、9話を2時間に纏めたという事の端折り感はそこまで感じなかったが、一つ一つの物語が薄っぺらく懐古した後はすぐ飽きてきた…。
そもそも子供向けすぎてつまらな…
いや、昔の自分を否定するのはやめとこう（笑）
声優は田中真弓（ルフィ他）、林原めぐみ（綾波レイ他）、山寺宏一（有名キャラ多過ぎ笑）など後々の名声優達の豪華共演。特にヒロイン（？）であるヒミコの声が林原めぐみさんというのが全く気付かなかった。主なセリフが「キャハハハハ〜〜‼︎」という7歳児…。綾波や灰原のイメージと180度異なるキャラクターにびっくり（笑）
ちなみに1週目の〈田中真弓×伊倉一恵 新春スペシャル映像付き〉というのを鑑賞。もはや声優界のレジェンドクラスの2人にかかれば、その林原めぐみ様すら「林原も…」と呼び捨て（笑）
ここが個人的にツボだった。
