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屋根裏のラジャーの磨のレビュー・感想・評価

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
3.4
世界中で公開された「メアリと魔女の花」のスタジオポノックが満を持して放つ最新作は、英国の詩人であり作家、A.F.ハロルドによる「The Imaginary」を原作としたファンタジーアドベンチャーアニメーション。

恐ろしく繊細で美しい。CGのように見える手書きという、“無駄か?”と言いたくなるような驚愕のアニメーション(笑)
さすがスタジオポノックというクオリティ。興行的にはかなりの爆死らしいが、アニメファンなら一度は観てもらいたい作品と思う。

ただ、個人的にも決して悪くないと思いつつそこまで物語が刺さらなくて、ただ美麗な映画という感想に終始してしまった印象が強い。
メアリよりはジブリ感は薄まっていたが、一部キャラクター描写がまんまジブリだったのもなんだかなぁ‥と感じちゃったかな(笑)
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