磨

ウォンカとチョコレート工場のはじまりの磨のレビュー・感想・評価

3.5
ロアルド・ダールの児童小説を映画化した『チャーリーとチョコレート工場』。そのチョコレート工場誕生秘話を描いた前日譚であるファンタジー作品。

現代の童話を見事に映像化させたような夢物語は過去に2度映画化され、1971年公開の1作目はジーン・ワイルダーが、記憶も新しい2作目はジョニデが演じた工場長ウィリー・ウォンカだが、それを引き継いで本作のウィリー・ウォンカ演じるのはティモシー・シャラメ。
正直、数年前までは美しい容姿の方に注目が集まっていた感のあるティミーも、『デューン』で演者としての実力を発揮。そして歌とダンス、キャラクターとしての魅力が重要な今作は一体どうなるのかと期待していたが、想像以上の(若かりし)工場長姿にちょっとビックリ。

オリヴィア・コールマンやヒュー・グラントなど個人的に“渋”系イメージの名優たちの熱演も◎。
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