磨

スリ・アシィの磨のレビュー・感想・評価

スリ・アシィ(2022年製作の映画)
3.5
1954年に誕生したインドネシア初のスーパーヒーローを描いたコミックの実写映画化作品。
孤児院で育ったとか、大自然の(なんかしらん)化身と闘ったり、なんかインドネシアっぽい(多分偏見)

CGをはじめとする戦闘シーンなどの映像はなんかこう‥(超)廉価版MCUといった感じで特段見るべきところもないが(それでもそのへんの邦画より余程マシなレベル)、さすが格闘技盛んな東南アジアの映画である。作品前半に生身の格闘シーンがあるのだけど、これがなかなか本格的。
変身ヒーローなのに変身前が見どころとか、かなりの皮肉を感じるものの、これだけでも観る価値はある‥かもしれない。

後は、主演のペフィタ・ピアースさん。上記格闘技センスもさることながら、セクシーでかなり魅力を感じた。個人的にはドレス&ファントムマスクの御姿に惚れ申し候(笑)


作品全体としては物語そのものがちょっと微妙だったので、手放しで最高!とは思わなかったけど、なんだかんだで気に入ってしまったのでパンフレットまで購入。
これ、ひょっとしたら全国で100部くらいしか売れてないんじゃないのだろうか?
磨