456京都公式

私がやりましたの456京都公式のレビュー・感想・評価

私がやりました(2023年製作の映画)
5.0
そりゃそうなるわいな

そうはならんでしょ
の見事なバランス

誇張したかと思ったら
次の瞬間には突然遠慮するバランス

なおかつ
必要なことはするけれど
いらないことはやらない
の絶妙なバランス

つきつめると
オシャレとはそういう揺れる演出をいうのかも

ラストに流れる後日談は
やや唐突な蛇足に感じられますが
実はこの結末(オチ)こそ
作品のキモである
善と悪の「アンバランス」を象徴しているわけですね

それ以上にアタクシにとってのアンバランスは
「このひと『パリタクシー』のシャルルやん!」
と気づいたのと同時に
「おっぱい!」となったことでした

そういえばあの作品でも
男性が圧倒的に優位な社会で
裁判に翻弄されるのはマドレーヌでしたね
007のマドレーヌとあわせて
世界三大マドレーヌと呼ぶのは
まさに唐突な蛇足ですみません