YasuhitoArai

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

3.5
ガイ・リッチー監督作品。
ロンドンの下町で盗品売買をして小金を稼ぐエディ、ベーコン、トム、ソープの四人は大金を稼ごうと賭けをするが、50万ポンドの借金を背負い、1週間後に返済しなくてはならなくなるが・・・という話。

メインストーリーは、大金を稼ぐために強奪を実行するというベタなストーリー。顔のアップが多く、クローズアップ、映像を留める、ロックを流す等の演出で魅せようとしているのを感じさせた。
ストーリーに起伏がない。バイオレンス要素があるけれど、ユルい。見ていてタランティーノに近いものを感じた。
終盤は、それぞれの場面が掛け合わされていく。主人公達の行動によるものでなく、全くの偶然によりその掛け合いになる。偶然に左右されるというのが主題かもしれない。

ジェイソン・ステイサムがこの頃からきれいに禿げていて良かった。
YasuhitoArai

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