ミセスコロンボ

めぐりあう時間たちのミセスコロンボのレビュー・感想・評価

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)
3.8
「めぐりあう時間たち」どのようにめぐりあうのか?めっちゃしっかり観ないと難解。 

ヴァージニア・ウルフ作「ダロウェイ夫人」
も全く知らなくて…で、特殊メイクしているとはいえニコール・キッドマンが彼女に扮していると気づくまではストーリーも頭に入ってこない。
で、はじめからもう一度巻き戻し膝を正して鑑賞。

ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ。
彼女らの異なった時代のそれぞれのある一日の出来事を交差させつつ静かに美しく悲しく描いている。はっとさせられる言葉も散りばめられている。

「ミセスダロウェイ」 と呼ばれるクラリッサ演じるメリル・ストリープの哀しみが一番理解できました。
そして「ディア・ハンター」で美しいなぁ…と感心した彼女の横顔にまたまたうっとりでした。

文学的な余韻に浸れるのは確かです。