新年早々の能登の震災の後。本当に心配で落ち着かない時期に観てしまい、どうしよう…ってなってしまいました。
レビューもしばしペンディング。
[地震、雷、火事、親父]
日本人にとっての怖いものの筆頭の地震。
あ、また扉からミミズがぁ…ってなって身震いしながら鑑賞しました。
で、今やっと書ける気持ちになりました。
目を見張るほどの夕焼けの描写からの飛び惑う数多の鳥。足元の振動。本当にリアルに美しくそして怖いです。流石、新海誠さん。
喋りだす猫や椅子に変えられてしまった閉じ師。要石。大臣、左大臣…とストーリはパラレルワールドの中で繰り広げられる部分と、主人公鈴芽と椅子と猫のロードムービーでファンタジーにそれなりに微笑ましく進んでもいく。勿論ドキドキ、ゾワゾワする。
ラストのもう聞くことの叶わないたくさんの「行ってきます」に辛くて涙すると同時に
鈴芽が4歳の自分にかけてあげる「未来なんて怖くない。光の中で大人になっていく。」って言葉に救われました。
「お帰りなさい」って笑顔で面とむかって言える幸せに日々感謝です。