さおりーち

ONE PIECE FILM REDのさおりーちのネタバレレビュー・内容・結末

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽で世界はひとつになれるのか
または世界はひとつになるべきなのか

脚本の構成としてはミュージカル演劇のようで
映画にするにはセリフが少なくシーンも飛び飛び
見慣れない人は違和感があったかも。

Adoちゃんの歌はみんなが褒めてるから割愛するとしても
まぁバッチリハマってた。
裏声あんまり好きじゃないのでそこはやだなと思ったけど
キレイにがなれる女声って貴重ですね。

世界中の心の闇を吸収した魔王と戦うって概念は
もはやそれワンピースちゃうやんキングダムハーツやんとか思ってしまったが
そういう敵が海賊じゃない違和感はいったん置いておくとして
アクションシーンは見応えがあった。
浮世絵みたいなタッチになるとことかね。
でも見聞色の覇気で異世界とテレパシー出来ちゃうのはいいんですかね。
それもすべて舞台の上のお話として消化するしかないのか。

コロナで腐った世界の心に
インターネットの力で歌姫の救済が届いて
でも救済は時に毒になり洗脳となる
世界はやはりひとつにはなれない、というお話かな。

今後、ワンピースってお話自体がこの後こういう
概念との戦いになってくのかなぁ。
個人的にはあくまで実物との異能バトルがいいなぁ。

サニー号ちゃんが可愛すぎてぬいぐるみほしーです🦁
さおりーち

さおりーち