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ONE PIECE FILM REDのmasaのレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
4.0
25周年作品。
間違いなくONE PIECEファンは見た方がいい作品。

純粋な映画としてだけでなく、ライブ感も味わえる映画になっている。

まさに新時代というキーワードに相応しく、受け入れられるかどうかで評価が分かれる。
映画のテンポ重視の方は見ていても辛いと思われる。

が、なんと言ってもシャンクスにスポットが当たっているため、原作勢は必ず見た方がいい内容。

ちなみに劇中では7曲流れるが、フル尺なのは開幕の”新時代”とエンディングの”風のゆくえ”のみ。
以降は、長くても1番サビ+Cメロまで。



以降、ネタバレ













シーン毎の曲が見事にマッチしていた。
“私は最強”で敵を蹴散らし、
”逆光”でルフィと敵対、
”ウタカタララバイ”で海軍を陥れ、
”Tot Musica”で魔王の禍々しさを表現。
印象に残る楽曲ばかりで映画が終わった後も、何度もリピートしてしまう。
だが、やはり劇場の迫力がないのでもう何回か足を運んで体感したい。


個人的に今回の映画の1番の見所はやはり赤髪海賊団だった。
25周年、今までで1番シャンクスたちが喋って動いて戦っている、これだけで読者は興奮するのでは?
黄猿の攻撃を防ぎ、ルフィ達との共闘でカタクリと同等の見聞色を発揮、そしておそらくルフィのギア5以上の火力持ち...
ラストの海軍大将2人を引かせる覇王色シーンも鳥肌が立った。

また入場特典の四十億巻で判明した、
シャンクスの覇王色の能力、“見聞殺し”によって相手に未来を見せない...
シャンクスの強さの底が知れない。

そしてゴッドバレー事件後、
ロジャー達が育てた赤ん坊はシャンクスだということが確定。
そうするとシャンクスはロックスか天竜人どちらの子供なのか。
最後までONE PIECEを楽しみたい。

ゲスト声優の山田裕貴と霜降り明星の2人は違和感なく溶け込めててゲスト声優の存在を知らない人は気づかないレベル。
今後もゲスト声優として期待。
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