2年くらい前に頂上決戦まで一気読みし、つい先日、その続きから100巻までを、ザッと1回読んだくらいの事前知識ある人です。
ワンピースの映画は初鑑賞。
深く知らなくても楽しめるということでしたが、その点は確かにそうだったかと思います。
特に、序盤の「楽しい」雰囲気のシーンは、尾田先生が事前に仰っていたように、ライブに来ているようでした。
いろんなキャラが出てきて絵面的に楽しかったのも印象的でした。
展開に都合がいいキャラを選んでいると言えばそれまでですが、少し言い換えれば、選び放題のキャラたちを原作で形作ってきた尾田先生がすごいなと思うばかりです。
脚本面は、評価が難しいところです。
というのも、映画を見終わった段階では、やや薄味に感じたのですが、
鑑賞後に、入場者特典でウタのバックグラウンドストーリーを読むと、自分が感じ取れていたなかっただけにも思えたからです。
なので、一旦、自分の感受性と読解力のなさが、評価できなかった要因の7割くらいということにしておこうと思います。
しかし、何回も聞いたあのセリフも、1シーン挟まるだけで、決意というか覚悟みたいなものが違って見えますね。
振り返って、エンディング後が良かったなと思う次第です。
